■ ID | 931 |
■ 種類 | 総説・解説 |
■ タイトル | 物理探査法を用いた産業廃棄物不法投棄現場の調査事例 |
■ 著者 | 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 甲斐充 岡山市環境局 山地由記 岡山市環境局 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 廃棄物学会誌、Vol.18、No.6、338-344、2007 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物の不法投棄は、生活経済事犯の中でも大きな割合を占めており、生活環境保全上の支障を除去するため喫緊に対応しなければならない課題である。本報では、採土場跡地で産業廃棄物が不法投棄された現場において、地中の廃棄物の投棄状況を把握するため、比抵抗探査、表面波探査と、ボーリングによる総合的な調査を行った。ボーリング調査から地下約11mに廃棄物層と地山との境界が存在することが確認された。さらにこの結果と比抵抗探査及び表面波探査の結果を総合的に判断することにより、廃棄物の分布状況を2次元的に可視化することができ、投棄量の推定が可能となった。このように、直接地中構造を把握できるボーリング調査に加え、非破壊的探査手法である物理探査を導入することは非常に有効であると示唆された。 |
■ キーワード | 不法投棄、現場調査、比抵抗探査、弾性波探査、ボーリング |
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